◯ローグワン/スターウォーズストーリー
時系列的には、スターウォーズEP4(1977年に公開された一番最初のスターウォーズ)の直前に繋がる、反乱軍がデススターの機密情報を頑張って盗み出す話。
いい意味で、まんまスターウォーズ。
EP4~6を構成する要素をほどいて、それを上手に再構築した感じ。だから新鮮味は無く既視感が凄かったけれど、子どもの頃の感覚が呼び起こされてぐっときた。
ストーリーは先が読めるからドキドキワクワクはそんなにないものの、この再構築が絶妙過ぎて見飽きない。音楽は聞き覚えのあるハツラツトランペットとミステリアスクラリネットだし、「あ!ワンパが荷物持ちしてる!」とか「あのドロイド、ジャワのトラックに乗ってなかったっけ」みたいな嬉しい小ネタもたくさんあって楽しめた。
メモ
チアルート超かっこいい。SFカンフー。イップマン観よう。
K-2SOはC3POとチューバッカのMIXみたいで良い。愛せる生意気ドロイド。
キャシアン、見たことあると思ったら、ミスターロンリーのマイケルじゃないか。
ダースベイダーの戦闘シーン鳥肌。でも自慢のフォースで目の前のディスク奪えたんじゃ。
スターウォーズの映画作るって、すごく大変そう。結局使える材料と味付けは決まってて、その分量が多すぎても少なすぎてもいけない。きっと可能な限り多くのファンに認められるように作ってるんだろうなぁ。クリエイティブな制作ではないかもしれないけど、スターウォーズを作るってきっと楽しい。
レゴで「お城を作ろう!」ってなった時に、お城セットを使えばそりゃ誰もが見てもお城って分かるものが出来るけど、そんなの作るのも見るのも面白くない。懐かしの赤バケツの標準セットから作ったお城の方が面白いと思う。
ローグワンはお城セットにちょっとだけ新しいブロックを加えて作った、めちゃくちゃかっこいいお城って感じ。うまい事言えてるといいなぁ。